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“毎日が日曜日”になって (「生活のリズム」とは?)

【雑記・雑学・雑感】 53) 
 20歳過ぎから電気関連の会社勤めを約40年間、その後その関連の会社に恵まれ9年間勤め、3月末に退社しました。
そして4月からは、“毎日が日曜日”になりました。
最初は、何となく “毎日が日曜日”とは、こんなもんか と思いながら過ごしていましたが、やはり「何となく」 「何となく」 云々 でした。

(目次)
1.  “毎日が日曜日”とは  
2.  日曜日の始まりは  
3.  やはり 「生活のリズム」 は大事

  
1.  “毎日が日曜日”とは  
 仕事以外に続けている趣味(出来事?)はありませんでした。
という事で、私の生活は平日の仕事以外の時間は、週末の休みは家内と1週間分の買い物に行くぐらいでした。
ただ身体を動かすことは好きですし体調維持の意味もあり、ほぼ一日おきのウォーキングと筋トレは、ここ5年ぐらいは続けています。
あとは、年に数回の(接待)ゴルフ、そうそれとこれは趣味ではない(嗜好かな?)忘れてはならない事として「欠かさずの晩酌」があります。
ボケ防止としては、ちょっとしたお小遣い稼ぎも兼ねて株をやったり、これまでの仕事を通しての体験や経験を基にした記事を書いたり などなどです。
というような毎日(毎週、毎月、毎年)が、4月からは“毎日が日曜日”になりました。
毎日朝起きても、というか何時に起きても良いのが???(まず変?)、 そして今日何しようか???(で、やはり変?)、今日何日(何曜日)だっけ と家内に聞く事が???(又、変?)。
予定が無く、時間が有り余っている事が 何か変?(変?変?変?)。
これまでの ・時間、・お金(予算)、・納期(進捗)、・成果(出来栄え)を意識する毎日から、何の予定や制約も無い毎日が4月から続いていました。

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2. 日曜日の始まりは   
 江戸時代までは商人の家では正月以外、原則として休業日は無く、業種ごとに例外はありましたが、定休日というのは有りませんでしたし、武士も同様で、休みという物はありませんでした。
日曜日の休みは、明治時代になってからの太政官布告で公務員の日曜日休みを制定したのが最初のようです。
しかし、戦前までは商店の従業員には休み無しというのは珍しくなく、又人口の大多数を占めた農家には農作業を休む日として毎月の「市」が立つ日や、「講」の集まりがある日のほかは、毎週の定休日は有りませんでした。
やはり、戦後のGHQの指導と、徐々に増えてきた一般の労働者の権利に対する目覚めが「日曜日が休日」という、その事の定着に繋がったようです。

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3.  やはり「生活のリズム」は大事  
ただ、4月からは 変だけではない 変化?もありました。
まず、買い物です。
たまたまコロナと重なり、感染予防で週末(混雑時)の買い物が平日に変化? しました。
そしてこれが一番の変化(気付いた事?)は、専業主婦の家内が意外と話をする という事に気付いた事です。
私が仕事をしていた時(平日)は、帰宅後の会話もほとんどなく、週末もちょこっとだけ。
それがたまたまこの時期は、(コロナ)、(クロカワ?)、(カワイ?)と 話題が豊富な事でもあり、家内もその怒り?を外に(私に?)向け発散していたのかもしれませんが 意外でした。
もう一つの変化?は、久し振りの墓参りでした。
墓(の選定)については
・富士山が見える所が良い、
・富士急ハイランドもあり、子供達が孫を連れて遊びに来た時、そのついでに墓参り出来る所が良い、
・家内の実家も(義母も義弟・義妹も)山梨だし近いから良い、
という事で今の住まい(相模原)から遠い、河口湖そばの霊園を家より前に墓を買った私ですが、この時期に珍しく息子(彼も今は山梨の人/嫁と一緒になり山梨勤務中)からの電話でした。
「墓参り いつにする」の息子からの一言 これも変化?でした。
 これらの変化?は それぞれ良いもの(事)でしたが、如何せん「生活にリズム」が無い毎日は、やはり耐えられなく、やっぱり何か仕事はないかなあー 仕事したいなあー と又仕事探しを始めました。
・黙々と決まった事(ルーチンワーク)がやれ、
・自分のペースで処理し その日で完結し、
・週3日程度で それも半日程度の勤務、
こんな条件で探し始めると、ありましたありましたこの条件に合う仕事が。
これまでの50年近くの間に体に沁みついた「生活のリズム」はやはり如何ともしがたく、“いい歳だけど もうちょっと勤めよう” になりました。
という事で、私の “毎日が日曜日” は1ケ月ちょっとだけ となりました。
でわでわ

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