団塊ジィジの日々是好日

つれづれに書くエッセイと出来事ブログです

 引っ越しあれこれ (偶然出て来た物とは?) 

【雑記・雑学・雑感】 60) 

 今回の引っ越しは、私達のこれまでの生活をひと区切りとし、これからの終活をも意識させる出来事になりました。

 引っ越し作業で数十年前から海外や国内で買い求めていた品々は(中には名産品と言われる物がありますが)引越し先に持っていくにはその場所を取るので持って行けなかったり捨てるのはもったいないなーと思い、親しい知り合いには「もし要らなければ多分、ネットでそこそこの金額で買い手がつくと思うよー」と話し、差し上げました。

 

(目次)

  •  引っ越し準備あれこれ  
  •  リサイクルセンターとは ?  
  •  出て来た物あれこれ  

 

 1. 引っ越し準備あれこれ  

引っ越し準備は、春先から始まり、夏の暑さも峠を越した後の秋の引っ越しになりました。

で、まず何から始める(整理する、捨てる)ようにしようか?とう事になりました。

家内は、「私の嫁入り道具(5点セット) 要らない。」 と そして、小学生の時から書いている「日記も 捨てる」 でした。

次に娘は、結婚した時に必要なものは一応持って行ったようで、その後ちょこちょこと実家(我が家)に帰った時に、まだ必要な物はその都度持って行っていました。

娘に「今回引越しで家に残っている物は捨てるよ!」 と言うと、「見る!見る!」 と言っていましたが、本人は子育てで忙しい事もあり見に来なかったので、私達の判断でちょっと気になりながらでしたがいろいろな物を捨てる事にしました。

息子の物ですが、 結婚する時に ちょっとだけ何かを持っていった様ですがそれ以外は、家内に「あとは要らない」と言ったようで、私達は気楽に捨てる事にしました。

 で、私はというと、70数年でたまったあれやこれやがあり、仕事絡みで海外に行った時の物も、生まれが陶器の街なので昔からちょこちょこ集めたりもらった物なども整理する事にしました。

 

2.  リサイクルセンターとは?  

さて、整理する(捨てる)となるとリサイクルセンターですが、私達の市には、次のようなサービスがありました。

一人住まいの高齢者が処分する品物で、2階にある粗大ごみは一人では2階から降ろすことは出来ません。私達は年寄り夫婦で一人住まいではありませんでしたが、家内は杖をつくほどで足が悪くて2階から私一人では降ろせませんでしたが、このサービスは体が不自由な人にも助かるサービスで、重いものも1階に降ろして運び出してくれました。

市のリサイクルサービスセンターでは、引き取ってもらえない意外なものもあります。

それは、大理石など石で出来たちょっと大きめの飾り物(花瓶や置物など)は引き取ってもらえません。そして、金属製のちょっと大きな棚や鉄棒なども、それと欠けたコンクリート片の塊なども引き取ってもらえませんのでセンターではなく、民間の産業廃棄物業者さんの所に自分で持っていくことになります。(扱う業者さんは教えてくれますが有料です。)

引っ越し先にもっていかない物、持っていけない物は、すべて処分する(捨てる)つもりでしたが、「まだ使えるし、売れるものは売ったら」という話もあり、買取をしてくれる民間の業者さんに声を掛けました。

そうすると、家具は売れず引き取り代がかかります、と言われましたが意外だったのは、ピアノの引き取りは、価格が予想外に高価だった事ですが、重いものでも今は需要が有るらしく引き取ってもらいました。

そして量が多かった衣服や本や そして電子機器類は、ブックオフやハードオフへと思いましたが、「安い」と聞いていた事もあり、持っていくだけ大変(無駄)かと思い、直接リサイクルセンターへ持って行きました。

 このリサイクルセンターへは、大げさな様ですが5か月間に20回近く行き、来て引き取って頂いた粗大ごみや、買い取って頂いた物の重さは全部で数トンになりました。

 

3.  出て来た物あれこれ  

 整理をしている際には、こんなものが出てきました、又 出てきませんでした。

家内の「あの (若いころの)黄色のビキニ!」は“出てきません、 でした ああ残念!”

出て来た物は、

娘の手作りの卒業アルバムが“出てきました、誕生から小学校卒業までの写真や絵などを 手作りのアルバムとして作っており、ほほ笑ましさと可愛さを感じました”

息子は、電車が好きでしょっちゅ時刻表を買っていましたが、日本国中の全てのJRの各線の駅名を書いた手書きの紙がいっぱい出てきました。 家内と、どうやっていつ書いたのかなあー でした。

私のは、「あの(誇らしげに皆に言っていた)“オール5”の通知表!」でした、が 記憶間違いが見つかり一つ謝らなければなりません。そうです、“オール5”ではなく、「4」がありました。中学2年生の時の美術でした。 ゴメンナサイ

などなど、これまで普段はあまり意識せず忘れていた物や出来事が目の前に急に出てきた事もあり、家内とは整理しながらホッコリしたものです。

 今回のこの引っ越しは、私達の終活に向けた出来事になりましたが、物を処分するという事が寂しい事だけでなく、いろいろな記憶(心)が呼び戻されるという楽しい事にも繋がり、又これまでの知り合いとも、そのお付き合いの度合いを更に深めるといういい機会になりました。 感謝!です。

 

でわでわ

にほんブログ村 家族ブログへ
にほんブログ村

エッセイ・随筆  小説ブログ・テーマ
エッセイ・随筆