団塊ジィジの日々是好日

つれづれに書くエッセイと出来事ブログです

40年ぶりに プラハの街並みを見て  (日本の高層ビルを考える、、、)

【 雑記・雑学・雑感 】 71)

先日、孫が誕生日を迎え成人(18歳)になりました。 そして私のこの はてなブログ も満4年となりました。 これから先 いろいろな場面で おとな扱いを受ける孫に対し このブログ(約70話)で書いた私の70数年の出来事(祖先の事、親戚の事、親兄弟の事、仕事の事、趣味の事などなど) を伝えることで 孫が 成人してからの人生で いかに人との繋がりや 物に対する見方体験が大事なのかを知ってもらおうと思い、このブログのURLを教えることにしました。

私のブログも 初めの約2年間は月に数話書いていましたが、最近は2年前に引越しをして以降 その数も少なくなり、又 内容もちょっと という内容が続いていましたが、今回の孫の成人を機会に、私もブログを書き始めた当初の気持ちに戻り、この【 雑記・雑学・雑感 】 の意に沿ったブログを書いていこうと思いました。

 

先日、チェコの首都プラハのトラム(路面電車)についてテレビで放映していました。  プラハは40数年前(1980年) 春から夏、秋と仕事(現地調整)をしながら町中を歩き回った場所です。 プラハ城、そして城に繋がるカレル橋、天文時計がある旧市街広場、遠くはドナウ川に繋がるブルタバ川 など 路面電車から見た景色が映し出されていました。 

(目次)

1. 市街地の建物について 

2. 欧州の建物 

3. 今、高層ビルは必要か? 

 

1. 市街地の建物について 

このプラハ市街地の建物は、日本と違い 映し出される建物の外観(高さも)は、40年前とほぼ同じでした。 建物は、日本の市街地では、近年普通に見られる20階建てや 30階建ての高層ビルと言われる建物は無く ほとんどが 5階建てでした。 私が出張していた40年前も、多分中世は こうだったんだろうな と感じさせるプラハの街並みでしたが、この日のテレビでも変わらない風景が映し出されていました。

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2. 欧州の建物

欧州では、親の世代が 4世代持つ 家を残そうという考えで、建替えは頻繁に繰返さないようです。 まず2代目は、建替え分のお金で内装を見直しし、さらに3代目も新築のお金が不要になるのでその金で良い家具を買う、そして4代目位になると しっかりした構造で本物の内装にし、そして更に豪華な家具に入れ替えて過ごすようです。

このように欧州の人は、家に対する投資というものはあまりせず、先祖が建ててくれた家があり、新たに建てる必要がないので、家(建物)への投資がいらず、生活も楽になり、物価や税金が多少高くてもやっていけるようですね。 

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3.今、高層ビルは必要か? 

  空き家問題が話題になっている最近の日本ですが、今回のプラハの街並みを見ていて 日本も20階 30階という高層ビルを建てるのではなく 今ある空き家に手を入れて これから先 何十年 いや100年以上住めるようにすべきでは と思います。

 地震のニュースを聞かないことがないこの島国日本ですが、高額な購入価格の支払いの住宅ローンで 何十年も汲々としたとした生活をおくるのではなく、日々の暮らしにもっと余裕を持つことが 大事ですよね。

 2年前に引っ越した私たち夫婦は 今45年近く前に建てられた公団のエレベータも無い5階建てに住んでいます。 45年経っていますが 10年ごとの大規模修繕がなされてきたこともあり、外観含め築年数の永さを感じさせない建物です。 遠くに丹沢の尾根が見える見晴らしが良いところで、終の棲家と考えて買った住まいですが 駅への交通の便も良く、近所に買い物の店も多いところです。

忘れられないプラハの思い出の話しに戻りますが、 やっぱり まずビール そうですあの細かな泡一杯の ピルゼンビールを飲み そしてワインとそのワイングラス そうです江戸切子と同じカットグラスで有名な ボヘミアングラスを買い そして、あとはその当時まだ2歳だった娘に買った 可愛い帽子 のことです。 

 あっそうそう 店頭での珍事もありましたね。 プラハの町で 道路から近い 店のショウウインドー側に並べてある かっこいい美味しそうなトマトは 見せ物で 店の中に入って それを買おうとした私は 店のおばちゃんに大声で怒られました。 昔(中世?)の良さを守り、伝統(品?)の良さを守るプラハに もう一度行きたいですね。 でわでわ

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