団塊ジィジの日々是好日

つれづれに書くエッセイと出来事ブログです

 戦う事について(武器輸入の前に、、、)

【ひと言】-03

1.戦いは武器では終わらない

子供のころのケンカを思い出すと、口喧嘩で負けそうになると棒を持ってきてそれで叩く、そうすると相手は石を拾ってそれを投げる、そして、、、 私の場合も妹とケンカした時は、口喧嘩から始まり取っ組み合いの相撲?になり、妹はついに飛び道具?(手元のオモチャ?)などを投げてくる などなど。

戦いは、常にエスカレートしていくものです。 私は空手部でしたが柔道も剣道もスポーツは戦う競技ですし相手に勝つためにはより強い技を磨き、そしてそれを鍛えていきます。

最近の中国、北朝鮮など 日本の安全保障をどうするかというニュースの中で、国は安保3文書の中に「反撃能力を保有する」という事を明記したようです。 専守防衛の考え方は変えずとの事ですが、こちらが攻撃(反撃?)するために武器を持てば、相手はそれ以上の能力(性能と物量)の武器を持とうするのが世の常です。

今のウクライナとロシアの戦いがそれを物語っていますが、いろいろな国からの武器供与が続く限りこの戦いは終わらないと思います。

 

2.話し合いとシェルター

国連が機能していないと、言われていますが、当事国を含めこれまでの話し合い(外交交渉など)は充分だったのでしょうか そして今後はどうなるのでしょうか。

その中の日本は、赤字国債を発行しなければならないような国の現状の中で 反撃能力を保有すると決め、そのために国債の追加発行か又は増税か との議論が始まりました。   

そして保有のための手段が、他国からの武器輸入と言うまさに他力本願です。 自力で努力し開発(研究投資)した機器(武器?)であれば、まだ国内にそのノウハウが蓄積され、その技術の流用(活用)も出来るという事になりますが、この見えない戦いの中で 他力本願(武器輸入)で 過大なお金を使うという事です。

今回の反撃能力の話に絡み、昨年末から避難用のシェルターの話が出てきました。 私は、あの御嶽山にも登っていましたが、8年前には御嶽山が噴火し58名が亡くなり5名行方不明という災害があり、その当時は避難で逃げ込んだシェルターの事が大きなニュースになりました。

このシェルターについて調べると、日本(国土約38万㎢)には避難所と呼ばれる所が約10万ヶ所有ると言われています。ですがあの台湾は日本の国土の約1/10の広さで 200m四方に1か所しっかりしたシェルターが有ります。 が、日本には単純計算で 2km四方の広さに1か所の避難?所しかありません。

風水害や地震という災害も多い国日本ですから、反撃(攻撃?)能力を強化する前に いろいろな災害に備えた避難設備(地下シェルターなど)をもっと増やし強化すべきです。

 

3.おわりに

私たち世代(75歳前後)は、280万人近くが生まれました。しかし、それに比べ今年の日本の出生数は、約80万人で私たち世代の1/3以下です。 人(若い人)が要の今日 いやこれからですから日本は戦い(武器)にお金を使うより、少子化対策が大事です。

そして、資源(エネルギー)も少なく、食料自給力も弱く それらをより外国に頼るという現在の日本は 自力でエネルギー設備(太陽光、風力などの再生可能エネルギー)を設置推進し、休耕地なども再開拓し、自国の10年後20年後を考えた まさに“自分との戦い”を今は考えるべきではないでしょうか。 

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