団塊ジィジの日々是好日

つれづれに書くエッセイと出来事ブログです

我が家の仏壇のこと (鐘は孫娘の楽器です)

【雑記・雑学・雑感】 32) 
先日、家内が義母の介護に2週間、我が家を留守にしました。
普段は、家内が毎朝仏壇に 水、お茶、ご飯を上げてくれていましたので、私はただお参りをするだけでしたが、この2週間は私の仕事?になりました。
我が家の仏壇の歴史?と現在です。

(目次)
1.  買い替えた仏壇  
2.  仏壇の鐘は何回? 
3.  ご先祖様は笑っているかも

  
1.  買い替えた仏壇  
我が家の仏壇は、母が亡くなった50年近く前に実家(佐賀・伊万里)で父が買った(古い)仏壇が最初でした。
その父も亡くなり、私が我が家(相模湖)を新築したのでその古い仏壇を実家から30年前に持ってきました。
持ってきた古い仏壇は、そこそこ大きい事もあり(ちょっと古くなった事もあり)、小さい我が家に合せるように古い仏壇をお坊さんに供養をしてもらい、団地サイズ?のちょっと洒落た仏壇に買い換えました。
古い仏壇から団地サイズの仏壇に入れ替える時は、古い方からいろいろ思い出のある品々
・父の趣味だったカメラと写真
・1911年製の写真集(父誕生年の台湾大型台風記事・写真)など
・喉頭がんで声帯を取った後(筆談)の父手書きメモ
などでした。

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2. 仏壇の鐘は何回?   
仏壇の鐘は、「りん」と言うようで仏壇に備えられる仏具でお椀型の鈴です。
もともとは禅宗で使われていた仏具で現在では仏教宗派を問わず使われているようです。
仏教のこの「りん」の役割は主に3つあるようです。
・澄んだ「りん」の音で人々の邪念を祓う(はらう)
・「りん」を鳴らす音に乗せて供養や祈りを極楽浄土へ届ける
・読経の始まりや終わりの区切りとして鳴らす
ようですが、宗派によって「りん」の作法(回数?)やマナーは異なるようです。
(真言宗) 回数は2回で、1回目は優しく、2回目は少し強めに叩きます。
(曹洞宗) 3回鳴らすお寺と、内側を2回鳴らすお寺があります。
(浄土宗) 読経時のみ鳴らし、読経をしないお参りの際は鳴らしません。
(浄土真宗) 勤行(おつとめ)の時に鳴らし、合掌礼拝時には鳴らしません。
という事でした。

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3. ご先祖様は笑っているかも  
この古い仏壇の中には、以前ブログにも書きましたがあの孫息子にバカにされ、今も見つからない私の通知表(中学3年間オール5)も入っていましたが、今も相変わらず出てきません。
そして、その仏壇では、時々我が家に遊びに来る年長の孫娘の演奏会が始まります。
最初はナムナム チーン とそれなりの儀式?で鐘をたたきますが その内に チンチンチンチンチンーーー と、何かのメロディーを口づさみながら勝手に鐘を打ち続けています。
多分父や母をはじめご先祖様は、「これ何だ?」 と一瞬驚き、「あーいつもの△△ちゃんか アッハッハッ!」 と笑っているのではないでしょうか。
でわでわ

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