団塊ジィジの日々是好日

つれづれに書くエッセイと出来事ブログです

一“所”懸命に (与えられた“事”を懸命に)

【雑記・雑学・雑感】 25) 
それ程取り得も無い私が意識している事は、「一“所”懸命」です。
何が起きるか分からない日々ですが、これまではこの言葉を実践する事で、何とかやってきました。

(目次)
1.日々の出来事
2.一“生”懸命 と一“所”懸命 違いは?
3.意識して出来る事と、、、。

 

1.  日々の出来事
 これまで、私自身は、体調不良(自律神経失調症)で夜も眠れない状態になったり、又家内がガンの疑いを受けたり(幸い間違い)、そして子供はーーー、そして孫はーーー、と70年近く生きていると、これまでに平均すると私の周りでは3年から5年に一度くらいは、ちょっと厄介な出来事が起きています。
そんな時、私はその時の仕事や家庭の状況(様子)を見まわし、意識的に(無理やりかな?)それぞれの対応に優先順位を付け、その厄介な出来事の解決に全力を注力してきました。
まさに「一“所”懸命」に解決してきました。
一所(場所)に懸命ではなく、一所(その出来事)に対してどう解決するか 懸命に対応してきました。

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2.  一“生”懸命 と一“所”懸命 違いは?
「一“所”懸命」と共に、「一“生”懸命」という言い方がありますが、その語源・由来は、「一“生”懸命」は、「一“所”懸命」が本来の形のようです。
「一“所”懸命」は、中世(鎌倉時代)の武士が先祖伝来の“所”領を命懸けで守った事に由来したようで、切羽詰まった状態で使われました。が、その後「一“所”懸命」は、「“命”懸けで何かをする」と言った意味となり、一“所”が一“生”となり、「一“生”懸命」となったようです。

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3.  意識して出来る事とーーー。
父からは、「社会に出たら
・弁護士  ・医者  ・銀行家
を身近に置きなさい(作りなさい)」
と言われてきました。
弁護士、医師はプロフェッショナル(専門家)としての才能に期待し、又銀行家(投資銀行家?)には、その機会がある時は融資などで期待しなさい ではなかったのかと大きくなってから分かるようになりました。
父のその言葉の中には、
自分で出来ることは、「一“所”懸命」 に、そして
自分で解決出来ないような事は、その道の専門家に、というような思いがあったのでしょう。
私は、仕事の上で外部の方との接触が多く、その中で悩んでいる時がありましたが、その際知り合いになった弁護士がいましたし、又世話好きの父がきっかけで医者の卵(医学生)を知る事になったりし、父が言った言葉(関係)が私の周りにも出来、その方たちとのお付き合いは現在も続いています。
皆さんも、まずは「一“所”懸命」ですが、やはり何かの時に頼りになる専門家 必要です。 
これから作ってみてはどうですか。
私にとっては、これまでも そして これからも「一“所”懸命」  です。
“でわでわ”

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