【雑記 雑学 雑感】64-01)
3、4年前、末の孫娘4歳に 「ジイジは、ジイジだから、もうすぐ死ぬんでしょう。」と、言われたことがあります。 確かに70年前の寿命は、65歳でしたので、孫娘が言う一言も確かに事実でした が、70年経った現在は、 男:82歳 で女:88歳になり医学の進歩や食生活の改善もあり、寿命はあっという間に延び、それこそ“人生100年時代”も 目の前になってきました。
高齢化少子化社会が現実になってきた最近ですが、私が4年前から書き出したこのブログも近々私も75歳になり後期高齢者になるのを一つの区切りに、自分の事や仕事の事、家族の事、そしてわが家の歴史などを これまでいろいろ書いてきましたが、これからはこの高齢化少子化の事や 身の回りの事の(これから)について書いていこうと思っています。
*高齢化の行方(これから)
*エネルギーの行方(これから)
*食料の行方(これから)
など、そして私の体験から考える
*日本/政治、経済などの行方(これから)
*世界/中国、アメリカなどの行方(これから)
などなど です。
今回は、(高齢化の行方)について 書いてみます。
(目次)
1. 福祉の限界は
2. 北欧の福祉とは
3. 高齢者福祉のこれから
1. 福祉の限界は
私を含め団塊の世代と言われる75歳前後の出生数は、年間270万人で 皆ここ数年で後期高齢者になっていきます。
私の周りの同級生も皆元気ですし医療の進歩も考えると、このまま人生100年時代を迎える事になり、今でも1000兆円超す国の負債に占める高齢者福祉(年金、保険料そして介護費)の割合/負担も、このまま増え続けていきますが、令和2年の社会保障関係費の増額は、高齢化に絡み前年度比約5%増だったようです。
一方今年は、出生数80万人以下と言われる少子化も続いており、これまでの人口減もあり、労働人口も今後20年で20%減と言われていますので、私たち高齢者の福祉もこのままでは、早ければ数年後、遅くとも5年後には現状も維持出来なくなると思います。
2. 北欧の福祉とは
高福祉国家と言われるデンマークやスウェーデンなどの北欧の国の税制を調べると やはり日本とのその差の違いを再確認しました。
・消費税相当の税率 : 北欧 25% (日本 10%)
・税と社会保障費の国民負担率 : 北欧 44% (日本 31%)
と、かなりの差がありました。
やはり高福祉には高負担は避けられないようですね。このように北欧では、社会保障制度が充実している代わりに、その制度を維持するための財源として高い税金を収めています。高額負担をしていても、高齢者になってもその分がきちんと国民に社会保障という形で返ってきているため、国への満足度も高いようです。
3. 高齢者福祉のこれから
私は現在 ボケ防止?もあり週三日半日のマンションの管理人をしていますが、肉体的にも(通勤40分)、精神的にも(単一業務?)が出来る仕事を続けています。
食生活は、腹八分の食事と 日々の青汁(乳酸菌、酵素、食物繊維がいっぱい)を5年? と胡麻麦茶(血圧を調整)は もう15年?飲んでいることもあり、ちょこちょこ受けている検診(人間ドックほか)の結果は、現在バツ印無しです。
そして、昨年、長女宅近くに引越しした現在の団地では、週一回の“ジイジ会議?”に参加していますが この皆さんは80歳前後で 今でもちょっと仕事をしたりボランティア活動をしたりして 何らかの形で 社会との関わりも持っています。
私には余暇の一つとして、月一のカラオケ居酒屋での歌がありました。 あの「ワンステージ200万円(小林旭)」の曲(熱き心に、北帰行、ごめんね、、、などなど)です。
このように年をとっても 私は出来る仕事を続け 健康に気を付け 気晴らしも適当にして という毎日が送れています。 社会保障のいろいろな負担費がどこまで出来るかは、人それぞれですが 福祉がこれからも継続できるようにするためには、私達ジイジ達も仕事を続け 北欧の国々の皆さんように見合いの税負担をする事は避けられないと思います。
「ユメちゃん~、ジイジ まだ死なないよ! お迎え まだみたいだから、、、 」
でわでわ