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「家系図」 江戸から令和まで (我が家の“つながり”と“歴史”を感じます)

【雑記・雑学・雑感】 28) 
昨年(令和元年)息子が結婚しました。
我が家の自前(手書き)の家系図(A3サイズの方眼紙)に又一人(息子の嫁)とその家族の名前が追加されました。
我が家の家系(図)のあれこれを書いてみます。

(目次)
1.  自前の家系図 
2.  日本最古の家系図とは? 
3.  “つながり”と“歴史”を感じて 

 

1.  自前の家系図 
父が亡くなった昭和末期から10年ちょっと経った平成10年に方眼紙の目盛りをうまく使った自前(手書き)の家系図を書き始めました。
父が喉頭がんになり声帯摘出の手術後は声が出せず、1年近くのいろいろなやり取りはすべて筆談になりました。
家系図書きのきっかけは、年末に書棚の周りを整理している時に入院時の父とのやり取りの(いろいろな紙の裏に書いた)メモ紙が出てきました。
そして、そのメモの中には、人(親戚他)の名前がいろいろ出てくるので、これは良い機会だから我が家の家系図を書いてみようか、という事になりメモ紙を基に書き出しました。
書き出した家系図には、明治時代からこの令和まで曾祖父母、祖父母、父母、私達、子、孫までの6世代の人の名前が書かれることになりました。
又、この家系図には付録(表?)があり、以前従兄が調べてくれた祖母(明治7年生)の実家の歴史(家系図)もあり、そこには江戸時代までさかのぼり安永7年/1778年までの人の名前が書かれています。

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2.  日本最古の家系図とは? 
家系図で日本最古の家系図を調べますと、和気氏系図 (9世紀初頭、別名『円珍俗姓系図』国宝)と言われており、竪系図(掛軸のように縦に紙を継ぐ)として最古のものです。

この系図は、円珍(814年-891年、平安時代の天台寺門宗の宗祖で、入唐八家/最澄・空海・常暁・円行・円仁・恵運・円珍・宗叡の一人)が、別人に書写させ自筆で注記したもので、平安期の系図の在り方を示す貴重な史料の様です。

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3.  “つながり”と“歴史”を感じて 
我が家の6世代の家系図と付録表を見てみると(書いてみると)、
江戸期(祖母の実家)では、祖母(五女)の実家は地主だった事もあり、兄弟は七男六女の十三人で大家族だった様です。
又、直系ではありませんが、直系に繋がる人としては、
明治期には、佐賀で賢人と呼ばれた書家がいたり、昭和期には、ちょっと有名になった大臣がいたりと、我が家の手書きの家系図には100名ちょっとの人々の名前が書かれています。
この家系図にも載っていますが家内の実家では正月2日は、40年近く続く恒例の新年会があります。
すでに義父は亡くなりましたが義母(91歳)主催の最近の新年会では、家内を含めた子供4家族の孫、ひ孫など毎年20人近くが集まり、自宅での大宴会ではお年玉が飛び交う様になりました。
これからは、息子に嫁が来ましたのでこの新年会のメンバーも更に増えます。
このように100人以上の人々の名前が書かれた我が家の家系図を見ると、人の“つながり”と“歴史”を強く感じます。大事にしたいですね。
皆さんも自前で手書きの家系図を方眼紙?で作られたらどうですか。
“でわでわ”

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