団塊ジィジの日々是好日

つれづれに書くエッセイと出来事ブログです

ウナギ と 松茸 (天然ウナギ と 自然の松茸に感謝した日々)

【雑記・雑学・雑感】 15)
 ウナギの土用の丑の日も過ぎ、スーパには松茸が出てきた秋ですね。
このウナギ(釣り)も松茸(取り)も、父の趣味?でした。

(目次)
1.ウナギ釣り と 松茸取り
2.ウナギの産地はどこ? (日本では? )
3.ホッコリさを感じた出来事とは?

 

1.ウナギ釣り と 松茸取り
ウナギ釣りの場所は、鮒や鯉と同じ山の手にある堤(つつみ)でした。私が小さな頃は、その堤まで時々一緒に行き、父のそばで堤から出る流れ(川?)でその釣りの様子を見ていたものです。 鯉の時は大きなものが釣れると必ず魚拓を取り、その絵?に釣り人、大きさ、場所、日付を書き込んでおり、魚拓の枚数の多さが父の自慢でした。
そしてウナギを釣ってきた時は、あの独特のにおいがする、かば焼きが楽しみの一つでした。 焼きながらの父の口癖は、「かば焼きで一番上手いのは(おいしいのは)なー、親指ぐらいの大きさが良いんだ。」でした。
松茸取りも父の楽しみの一つで、今でも私の手元には古いノートが有ります。そこには父が小さな字で、ウナギの魚拓と同じように、松茸を取りに行った日、大きさ(本数)、場所、日付などが書かれています。取れた赤松の場所は簡単な絵まで描かれており、多分翌年の参考にしていたのではと思います。

 

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2.ウナギの産地はどこ? (日本では? )
近年は価格が高騰し高級魚となっているウナギですが、食用として名高い二ホンウナギは現在絶滅危惧種として認定されています。
そして、食用のウナギは99%以上が養殖に頼っているのが現状で、漁獲量の1位は鹿児島県です。では、天然のウナギの産地は、どこでしょう。世界的には温帯から熱帯まで幅広く生息するようですが、現在日本では、四万十川、吉野川、利根川、木曽三川などが有名で、太平洋側の流域に多いようです。


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3.ホッコリさを感じた出来事とは?
ウナギと松茸の事を書きましたが、釣りに行って自宅に帰ってきた時の思い出があります。ウナギではなく多分、父が鯉を釣りに行った帰りだったと思います。
「あっー」
父が釣った鯉の魚拓を作っているそばで遊んでいた私は、父の買いたてで非常に大事にしていた竹製のつぎ竿を踏んでしまいました。
父は、大きな鯉が釣れ、うれしさの中で新しい大事な竿を壊されたのですから、さぞガッカリだったのではないでしょうか。 でも、怒られた記憶はありません。
ウナギも松茸も中国産が多くなった現在ですが、昔は自然の(天然の)食べ物を獲る事も、そしてそれを料理し食べる事なども それら一つ一つの事が家庭の中で行われ、そしてその中には家族の(家庭の)ホッコリさがありました。
“でわでわ”

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